bizwoman
働く女性を幸せにするメルマガ『bizMag』(vol.36)
2008/8/20
発行者からのメッセージ
bizMag第36号・37号は、株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役の小室淑恵さんが2008年6月24日に青山学院大学で「自分のステージは自分で創る」というテーマで講演された内容を前半・後半に分けてお届けします!
前半の講演内容は、小室さんご自身が、「ワーク・ライフバランス」という人生のテーマを見つけるまでの過程についてです。
Today's bizwoman
『ある方との出会いが私の人生を変えました。』
株式会社ワーク・ライフバランス
代表取締役
小室 淑恵さん
1975年東京生まれ。
資生堂に入社、インターネットを利用した育児休業者の職場復帰支援サービス事業を立ち上げ注目される。

資生堂を退社後、06年7月に株式会社ワーク・ライフバランス(http://www.work-life-b.com/)を設立。
育児休業者、介護休業者、うつ病などによる休業者の職場復帰プログラム「armo(アルモ)」の提供のほか、業務の効率化や働き方の改革・残業削減などワーク・ライフバランスに関する幅広いコンサルティングを多くの企業に提供している。
内閣府「仕事と生活の調和連携推進・評価部会」など数多くの委員も担う。
私生活では03年に結婚し、06年4月に第一子を出産した。

著書に
「新しい人事戦略 ワークライフバランス−考え方と導入法−」(日本能率協会マネジメントセンター)
『キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方』(ダイヤモンド社)
『結果を出して定時に帰る時間術』(成美堂出版)
などがある。
青山学院大学講座「文学部と現代社会」講演内容(前半)

【ワーク・ライフバランスとは】

私たちの会社では、企業の人事部向けにワーク・ライフバランスのコンサルティングを行っています。
もちろん、社内でも残業は原則禁止しています。

私自身も起業と同時に子どもを産んだので、18時には保育園にお迎えに行っているんですよ。
社員には子育てをしている人も介護をしている人もいますが、時間制約があっても肩身の狭い思いをすることはありません

ワーク・ライフバランスとは、仕事と私生活が相乗効果を生み出すことです。
定時内にしっかりと効率よく仕事をして、仕事が終わったら自己研鑽や社外の集まりに顔を出して自分を磨く、そうすることで仕事にも役立つアイディアや知識の引き出しがたくさんできるのです。

つまり、私生活が充実することで、アイディア・知識・スキル・人脈などが身について仕事がはかどり、仕事がはかどるから、ますます時間が生み出されて、私生活が充実するのです。



【専業主婦志向からキャリア志向へ】

今は、こうして会社経営をしながら講演や執筆活動をし、そして子育ても楽しんでいるという毎日ですが、昔からこうした自分をイメージしていたわけではありません。
私も、大学3年生までは自分は専業主婦になると思っていたのです。

私の夢は、「幸せなお嫁さん」でした。
大学の授業も楽に単位が取れることだけを考えて選んでいましたし、経済力のある結婚相手を捕まえるために、5年間位「腰かけOL」をするために就職する、というストーリーを描いていたんです。

ところが、ある方との出会いで私の人生は変わりました。
大学3年生のころ、講師として大学の授業にいらした猪口邦子さんから、
「もうすぐ専業主婦家庭の数を、共働き家庭の数が超えます。そうすると、企業が作る商品やサービスも共働き家庭をターゲットにしたものに大きく変わってくる。そうすると、当然企業は女性のアイディア・視点に大きく期待するようになるのよ」
というお話を聞いて、一気に目が覚めたのです。
すごくショックを受けました。

今まで、女性は家に入って子どもを育てることが当たり前だと思っていて、それを前提に人生計画を練っていたのですが、人生を変えたいと思いました。



【アメリカで見つけたテーマ】

猪口さんのお話を聞いて目が覚めた私は、居ても立ってもいられなくなり、自分を変えるため、渡米しました。
アメリカ滞在中は証券会社で働く、当時育児休業中だったスザーンという女性のところで、ベビーシッターをしながら一緒に暮らしました。

そこで、現在の仕事につながる衝撃的な体験をしました。
スザーンは、2年間の育児休業中にインターネットで仕事上必要な資格を取り、復職の際には何と昇格してしまったのです。
スザーンは「育児休業はキャリアブランクではなくブラッシュアップ期間」なのだと言いました。

また、こうしたことが実現できるのは、インターネットが大きな鍵を握っているとも思いました。
そこで、「インターネットを使って働きながら子育てをできる社会をつくりたい」という人生のテーマを持つことができました。
アメリカ滞在を終え、日本に戻ってすぐに、ネットベンチャーのネットエイジにインターンをしてインターネットについて学びました。

もともと何の能力も資格もなかったことが、かえって危機感を持つことにつながり、人生のテーマが見つかったときには既成の枠にとらわれずに新しいことに進んでいけたというのは強みでもあったかもしれません。

編集後記
今ではばりばりと仕事をされている小室さんが、大学後半まで専業主婦志向だったということには驚かされました。
何よりも、人から与えられた刺激を直ぐに自分の行動に変えられることこそ、小室さんの素晴らしい能力なのだと思います。
後半は、ワーク・ライフバランスの大切さについてのお話と、自分の夢を実現するためにはどうすればよいか小室さんからのアドバイスです!
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2008年8月20日 bizwoman編集責任者:畑瀬千景
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