bizwoman
働く女性を幸せにするメルマガ『bizMag』(vol.27)
2007/10/26
発行者からのメッセージ
bizMag第27号は、前回に引き続き、イラン出身のシャダン・サニエプールさんのインタビュー内容です。
今回は、仲良しと評判の旦那様のお話や、イランと日本の違いなどについてお伺いした内容をお伝えします。
Today's bizwoman
『今こうしていられるのも彼のおかげです。』
グローバルシスコ勤務
シャダン・サニエプールさん
イラン出身。
1997年、9年間付き合った幼馴染と結婚後、イランから日本へ移住。
埼玉大学大学院でコンピュータサイエンスを学ぶ。
卒業後、JENS(日本テレコム子会社)、SDNA(ソニー子会社)を経て現在グローバルシスコ勤務。

インタビュー
千景:シャダンさんご夫婦はとても仲が良いご夫婦だとお伺いしていますが、旦那様との馴れ初めをお伺いしていいですか?
シャダン:夫とは9歳の頃からの付き合いでした。彼は6歳上の幼馴染で、家族同士もすごく仲が良かったです。
私が大学、彼が大学院を卒業したタイミングで私が18歳、彼は24歳のときに結婚して日本に来ました。結婚して今年でもう18年目になります。
千景:幼馴染でご結婚とは、素敵ですね!
シャダン:もともと彼は土木工学、私は情報系を専門としていたのですが、日本では同じ埼玉大学を選び、一緒に通うことになりました。
彼の場合はイランでマスターまで一度取得していますが、日本政府から奨学金をもらって大学に通っていました。
千景:異国の地で、2人で学校に通うというのはすごく楽しそうですね!
シャダン:そうですね。でも、大学の卒論と、NHKでペルシア語の通訳やアナウンスのアルバイトをしていた時はすごく忙しくて、彼に八つ当たりをしてしまったこともありました。
千景:母国語を活かしたお仕事をしていたのですね。
シャダン:特に日本では女性でペルシア語を話せる人は少なく、重宝されたのですが、ちょうどアメリカで9・11事件が起こった時期だったので、次々とニュースが舞い込んできてとても忙しかったです。
私が余裕が無い時も、彼はいつもアドバイスやサポートをしてくれますね。 今こうしていられるのも彼のおかげだと思っています
千景:頼もしい方ですね。プライベートでは、いつもどの様に過ごしているのですか?
シャダン:今の会社では土日出勤はほとんどありません。
残業も無く7時くらいには帰宅し始めます。
千景:プライベートとのバランスは取りやすい会社ですね。
シャダン:そうですね。夫は日系の建築コンサルティング会社で働いているのですが、仕事の後にジムに行って帰って来ますが、私は先に家に帰って食事を作ります。
千景:喧嘩をすることなどは無いのですか?
シャダン:普段は、すれ違いが多く会う時間が少ないので喧嘩もできない、と言った方がいいかもしれません。
その代わり週末は一緒に過ごすようにしています。
千景:イランでは、女性は家庭に、というような文化はあるのですか?
シャダン:そんなことはないですよ。私も大学を出て一度イランの情報系の会社で働いていたこともあります。
イランも日本と同じく、最近では働く女性が多いです。 私の母も教師として働いていました。
子供は、親に預けたり保育園に預けたりすることが多いですが、保育園が少ないのはイランも同じですね。
千景:どこも一緒なのですね。
他に、「日本とイランはこれが違う」という点はありますか?
シャダン:女性に限っていうならば、外国人女性がみんな日本はファッションセンスが良いと言っています。
千景:そうですか?イランでも、女性は華やかな衣装を着ているイメージがあります。 日本の浴衣も同じですが、イランの民族衣装は、もうそんなに着られていないのですね。
シャダン:それから、日本は、みんながルールを守るという印象があります。 イランでは格好つけてわざとルールを守らなかったりするところがあります。
あまり喧嘩をしない、文句を言わず我慢強いということも日本の素晴らしい習慣だと思います。
みんな仕事に対して真面目なところも良いところですね。
千景:日本人が誇りを持って大事にしていくべき部分でもありますね。
シャダンさんはアメリカでもお仕事をされたことがありますよね。アメリカ人はここが特殊というところはありましたか?
シャダン:個人主義なのか、「お腹が空いたから」と電話会議中にいきなり中断されたときはびっくりしましたね。
私も、同じ外国人として恥ずかしいと感じたこともあります。
アメリカでは、、お客様を大事にすると言う考えが日本ほど無いですね。 顧客志向に関してイランはと言えば、日本とアメリカの間くらいというところでしょうか。
千景:他に、日本で経験した、印象に残ったエピソードなどはありますか?
シャダン:就職活動のときに、ブースで採用担当に「あなたは痴漢されたことがありますか?」と聞かれた ときはショックを受けましたね。
千景:参加する方はすごく真剣だと言うのに、ひどいですね!
日本人として恥ずかしいです。
シャダン:外国人なので、よく分からず、戸惑いました。 今考えるとおかしいということが分かり怒りがこみ上げてきます。
千景:外国人だから、というわけではなかったかもしれませんが、いずれにせよあってはならないことだと思います。
1人の発言ではありますが、モラルの低下はその人個人の問題ではないですから、社会全体で押し上げていかなければならないですね。
今日はありがとうございました。
編集後記
幼馴染である旦那様に対しての愛情と信頼感、そして尊敬する心を強く感じました。
シャダンさんの『日本において印象に残っていること』の一つに、就職活動時の日本人の面接官のあるまじき発言だったことは、大変残念なことです。
働きやすい制度を整えることと同時に、モラルを高めていくことも重要な課題ですね。

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2007年10月26日 bizwoman編集責任者:畑瀬千景
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