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働く女性を幸せにするメルマガ『bizMag』(vol.26)
2007/10/8
発行者からのメッセージ
bizMag第26号は、イラン出身のシャダン・サニエプールさんのインタビュー内容です。
現在はカナダ勤務のシャダンさんが、日本でに10年程在住、勤務していた間のお話をお伺いしました。
Today's bizwoman
『企業も、女性の働き易い環境作りに頭を悩ませています』
グローバルシスコ勤務
シャダン・サニエプールさん
イラン出身。
1997年、9年間付き合った幼馴染と結婚後、イランから日本へ移住。
埼玉大学大学院でコンピュータサイエンスを学ぶ。
卒業後、JENS(日本テレコム子会社)、SDNA(ソニー子会社)を経て現在グローバルシスコ勤務。

インタビュー
千景:シャダンさんは、イラン出身でいらっしゃるのですよね。
そもそも、なぜ日本に来ようと思ったのですか?
シャダン:イランでは、大学で電子通信工学を勉強していたのですが、日本は「ハイテク」というイメージがあったので、そんな環境で勉強したいと思い、留学することに決めました。

千景:日本では、何を勉強なさったのですか?
シャダン:10年前、日本に来てからは埼玉大学の大学院でコンピュータサイエンス(情報工学)を勉強していました。
そして卒業後は1年間、当時日本テレコム子会社だったJENSで働きました。
千景:JENS(日本テレコム)の後は、どこで働いたのですか?
シャダン:その次に勤めたのはソニー子会社のSDNAです。
SDNAでは、ソフトの開発をしていました。ソニーはまさに日本の代表的な企業なので、ソニーを選びました。
結局、ソニーはあまりにも勉強する内容が多く、大変になってしまって辞めてしまいました。
千景:次々と技術革新が起こるので、ついていくためには技術の勉強が相当大変ですよね。
シャダン:本当に大変でした。でもPSPの開発をしたときは楽しかったです。ソニーでは、女性も今勤めているシスコよりも多かったですね。
ランチも女性同士で色々お話できて、楽しかったですね。
千景:ソニーの後、現在のシスコへ転職されたのですね。女性社員の数が少ない以外に、どう違いがありましたか?
シャダン:シスコは外資系ですが、外資系と言ってもソニーとシスコでは社風はそれほど変わらないように思います。
ソニーと同じように、若い人が多いです。
ただ、私が最初に配属された部署は社員が100人程いたのですが、女性社員は初め私ひとりだけでした。
千景:たったひとりですか?それは大変でしたね!
シャダン:大変と言うより、逆に今の会社では女性は貴重なのでみんな重宝してくれました。
今の会社では女性の数は少ないのが現状ですが、会社側は、外資系ということもあり、アメリカからプレッシャーを受け、女性を採用しようという気は非常にあって広告を打っているのですが、なかなか成果が上がらず気を揉んでいるようです。
それでも、今では女性は6人にまで増えました。
千景:企業側が採用したがっているけれど女性が集まらないと言うことですね。
女性が集まらないのはなぜでしょう?
シャダン:女性が来たがらないのは業務内容に興味を持たないことも1つ、またラボが暑かったり狭かったりで女性にとってあまりいい環境ではないからというのもあるかもしれません。
私もリモートで仕事をしたいくらいなのですが、やっぱりラボの方が仕事が捗るので、ラボに行って仕事をしています(笑)。
千景:遠隔地から仕事をすることも出来るのですね。
シャダン:そうですね。働く制度はすごく充実しています。
でも、自宅勤務はやはり仕事が捗らないので、私はあまり使いません。
サテライトオフィスも自宅近くにあるのですが、やはりメールだけのやり取りでは仕事がやり難いので、ほとんど使ったことがありません。
フレックス勤務も、他のメンバーに会わないと仕事に必要なコミュニケーションが取り辛く、良くないと思います。
女性に良い制度としては、ベビーシッターを無料で雇うことが出来たり、自宅勤務が出来たりするところですね。
千景:働きやすくするための制度は整っていますね。
シスコの社風は、シャダンさんの目から見てどのように感じていますか?
シャダン:シスコだけではないかもしれませんが、日本では仕事をみんなで助け合ってやるという文化があります。
イランもそういう部分はありますが、日本は特に顕著ですね。
それから、みんな働く時間は長いですね。
私はできるだけ早く帰れるように、朝少し早く行って、休憩をとらず働くようにしています。
千景:日本で働くことで、何か大変だったことはありませんでしたか?
シャダン:最初は、言葉の問題もあり、コミュニケーションを取るのがやはり大変でした。
けれど自分から積極的に話しかけるように心がけた結果、今ではコミュニケーションに問題は無いですね!
基本的に皆さんとても優しいです。
それから、初めの頃、飲み会は苦労しました。男性にしかわからない話をされたりと、戸惑いました。
私はお酒が飲めないのですが、飲み会自体は楽しいのでよく参加しています。
千景:シャダンさんの前向きな姿勢が周囲にも伝わったのだと思います。
男性ばかりの職場でも溶け込んでいけたのはシャダンさんのキャラクターあってのことだと思います。
次の女性社員のためにも、シャダンさんの存在はとても大きかったでしょうね。
編集後記
とても柔らかく女性らしい雰囲気をお持ちのシャダンさん。
イラン出身のシャダンさんが、日本という異国で、『社員100人中女性1人』という環境で働くには色々なストレスもあったと思います。
それをネガティブに捉えず、前向きに努力をする強さは素晴らしいですね。

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2007年10月8日 bizwoman編集責任者:畑瀬千景
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