働く女性を幸せにするメルマガ『bizMag』(vol.14)
2007/2/4
発行者からのメッセージ
bizMag第14号のインタビュイーは、前回に引き続き、株式会社エーツーの代表取締役の相沢あゆみさんです。
今回は会社設立から現在までのお話と、今後のエーツーの事業計画そして相沢さんの夢についてご紹介します!
Today's bizwoman
『スタイリングとは、自分の理想と向き合うこと』
株式会社エーツー代表
日本ファッションスタイリスト協会理事長
相沢 あゆみさん
フリーのヘアメイクを経て1990年に株式会社エーツー設立。現在はスタイリストのマネージメントオフィスの代表取締役を務める。
2006年3月に有限責任中間法人日本ファッションスタイリスト協会設立、代表理事を務める。
3人のお子さんのママでもあり、子育てに奮闘中!


株式会社エーツーホームページ
http://www.a2-inc.com/
相沢 あゆみさんブログ
http://www.blogcaster.jp/ayumi_aizawa/
インタビュー
千景:会社が今のような形になって落ち着くまでは、本当に色々あったとお聞きしました。精神的には相当辛かったのではないですか?
相沢:実は、最初会社を売ろうかなって思った時はめまいが止まらなくなってしまって、ずっと目の前が揺れる歩道橋にいるみたいな感じになってしまいました。半年位苦しんだのですが、ある日ゴルフにいったら、なんと一日で治ってしまいました(笑)。
千景:気分転換が一番の薬だったのですね。
相沢:単純ですよね。それから子供も出産して、しばらく上手く乗りきっていたんですが、また新しく始めた美容室が危なくなった時は、立ち上げ資金としての融資額も含めて4000万円の借金を抱え、あの時は本当に辛かったです。
その時は体の痺れが止まらなくなり、最後の方はついに食事もとれなくなってしまいましたね。
千景:相沢さんの明るい性格からは想像ができません。本当に辛かったのですね。
相沢:怖かったです。でも、美容室の方は1年でさくっと閉めることで問題は片付きました。今思えば、あの時よく1年で決断できたな、決断できてよかったなと思います。
あの失敗から学んだのは、「人はお給料だけでは動かない」ということですね。ある程度能力や業績を反映させる形にしなければモチベーションは上がらないし、対等な関係が築けないですよね。
千景:辛い失敗の経験から大きな学びを得て、今の相沢さんがあるのですね。そういう、危機的な状態の時に助言してくれる方は周りにいらっしゃるのですか?
相沢:その時は、まだいなかったです。でも、今は信頼できる経営のコンサルタントはいます。その方もすごく不思議な人で、鞄を一つ抱えて名古屋から東京に出てきたという面白い人です。出会いは化粧品の講習会だったと思うのですが、そこから交流が始まり、そこから色々な企画でご一緒するようになりました。
千景:運命的だったのですね。今ではその方がメンターの様な存在なのですね。
相沢:その通りです。今は週に2〜3回位、半常駐の様な形で会社に来て頂いています。今では彼に経営コンサルティングをしてもらうと同時に、社員の精神的な面での教育もしてもらっています。
千景:会社の理念の部分は、一番大事なところですね。
相沢:昔のエーツーは、本当に個々がてんでばらばらに動いていたんです。それが、最近はみんながみんなのために、まとまって動くことができるようになりました。スタイリストである自分達にとってもお客さんにとっても「気持ちいい」ということをモットーにしていて、それをみんなで共有することでとてもうまく回っていますね。
千景:素敵なことですね。でも、スタイリストの様なまさに「手に職」の職業は、そもそも一人一人がばらばらに仕事をするものというイメージがあります。
相沢:その通りです。業界的にはそれが普通だと思います。
でも、エーツーの場合は、周りをケアしながら行動すれば、結局自分に返ってくるということをみんながすごく理解し始めているという雰囲気があります。
例えば、事務所が忙しい時は自分が休むのを我慢して会社のために働こう、という感じです。だから、エーツーで働いていて楽しいという感覚がみんなの中にあると思います。
千景:組織としてのシナジー効果を生み出しているのですね。相沢さんは今後、新しくこれをやりたいという事業はあるのですか?
相沢:個人をターゲットにしたヘアメイクやスタイリングに力を入れたいです。
一般のお客さんにも、パーソナルスタイリストがいたらいいんじゃないかなって思うんです。コンシェルジュサービスみたいなイメージですね。自分で出来ないことも無いけれど、プロにコーディネートしてもらう価値をみんなが分かってくれるようになってきていると思いますし、今後もっとそうなればいいなって思っています。
千景:とてもニーズがあると思います。プレゼントや、大事な時の服装など、プロに相談したいことってたくさんあります。
相沢:センスが悪い人も磨けばよくなりますし、自分のイメージを顧客やビジネスパートナーにどう見せるかというイメージ戦略にもつながります。
千景:そういう意味では会社の重役などにはいいサービスですね。
相沢:そうですね。あと、地方から出てきて何も分からない人とかもターゲットですね。それから、パーソナルカラーも始めました。数多くある色の中から自分の魅力を引き出す色を選ぶことで、全く印象が変わるんですよ!
千景:今度、是非教えていただきたいです。色にはパワーがあるとも言いますしね。たくさんやりたいことがある相沢さんですが、最終的な目標というのはあるのですか?
相沢:スタイリングというものをもっと世の中に定着させていきたいと思っています。スタイリングというのは、ただ外面を飾るだけではなくて、自分をどう見せたいかを演出するということを考えるために、「自分がこうありたい」自分自身と向き合うことが大事だと思うのです。
千景:ただおしゃれになることが目的ではないんですね。
相沢:みんなが気持ちよく充実して生きていくことが目的なんです。私の夢は、世界中のみんながハッピーになることなんです。究極的には、世界平和が私の夢です。もしかしたら地球の外だってハッピーであって欲しい。心のそこから最近そう思うようになりました。妄想家なんですよ(笑)。
千景:すごいスケールですね。それを考えると、相沢さんが「やりたいことがありすぎて困る」と仰るのも分かる気がします。
相沢:やっと、その位のことを考えられるようになってきましたから。これもたくさんの素晴しい出会いのお陰だと思います。
千景:人との出会いは本当に人生を豊かにしますよね。お話をお伺いしていると、相沢さんは人とつながる強い力を持っている気がします。
相沢:コーディネーター的な力はあると思います。必要な時に必要な人と人をつなげて、逆にタイミングが合わなければ柔軟に対応するようにしています。
千景:いい意味でさばさばとしているところもまた相沢さんの魅力ですね。私も、今日の出会いを大切にしたいと思います。
編集後記
数々のリスクを負い、困難を乗り越えて来た相沢さん。好きな事に素直に向き合うことで、「スタイリングを通して世界中の人に幸せになって欲しい」という大きな夢にたどり着いたのですね。
次回は、3人のお子さんの子育てについて、それからエーツーで働く男性社員のお話をご紹介します!
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2007年2月4日 bizwoman編集責任者:畑瀬千景
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