働く女性を幸せにするメルマガ『bizMag』(vol.12)
2007/1/7
発行者からのメッセージ
新年明けましておめでとうございます。
こうしてbizwomanと、bizwomanをご覧頂いている皆さんと新しい年を迎える事が出来ることを、本当に幸せだと思います。
2007年初メルマガ、bizMag第12号のインタビュイーは、前回に引き続き、芸人、シンガーソングライター、エッセイストであるオオタスセリさんです。スセリさんが将来目指すものについてお聞きしました。
Today's bizwoman
『たくさんの子どもに現実社会で生き抜く術を教えたい。』
芸人、シンガーソングライター
オオタスセリさん
88年に「コントペコちゃん」解散、その後独りコントを始める。 現在は歌やコントでライブを行う傍らエッセイスト、ライターとしても活躍中。
著書に「負け犬過ぎて、怪獣女のホンネの話(大和出版)」
オオタスセリさんブログ「私の観察日記」
インタビュー
千景:スセリさんは、将来、こんなことをしたい、ということはあるのですか?
オオタスセリ:実は、50歳までに子どもの教育のために童話や童謡をやりたいと思っているんです。
千景:なんだか、とても意外です。
オオタスセリ:私に言わせれば、今の童話はぬるい! 例えばいじめに関しても、あって当たり前だと思うんです。ただ、その限度を分からせることや周りのフォローが絶対的に足りないんだと思います。
千景:そうですね。いじめは、私の子ども時代にも、もっとその前にもあったことですよね。
オオタスセリ:そうです。世の中にはたくさんたくさん暗い部分があるのに、今の童話というのはかわいいだけ、幸せだけ、やさしいだけ、そんなところばかり教えてるんです。
もっと、世の中の暗い部分や圧倒的に力があって敵わないもの、そういうものがあるんだってことを教えなきゃいけない。
千景:確かに、昔の童話って暗い部分がありますね。
オオタスセリ:そうですよ。それなのにいい部分だけを子どもに見せて、子どもをトレーニングしないまま社会に送り出しているんです。
千景:それで、準備ができないまま放り出された子どもは途方にくれてしまう、というわけですね。
オオタスセリ:もちろん、いいことだらけの社会は理想だけれど、実際はそうじゃないですから。結局教え込んだものは使えない知識になってしまいます。
完璧に保護することも、完璧な平等もありえない。社会には差がある!ということを予め叩き込まなきゃだめなんですよ。
千景:スセリさんが子どもに関わる機会はどういうところであるのですか?
オオタスセリ:実は、専門学校の講師もしているんです。それで、いろいろ私のところに愚痴りにきたり相談しに来たりするんです。
例えば、「嫌な先生がいる」とか言ってきた場合は、すかさず、こう言ってやります。
「あんなの社会にでたら上司に山ほどいるよ?そしたらあんた会社辞めるの?そういうわけにはいかないでしょ」、「そしたら、稽古だと思って、あいつと仲良くなるように、お世辞の一つも言ってやんなよ。」と。
千景:頼もしいです。私も、スセリさんみたいに言ってくれる先生がいたら良かったなと思います。
オオタスセリ:8割がた男の子ですけどね。恋バナとかの相談にも乗りますよ。
彼女のメールに絵文字が少ないとか(笑)
千景:そうやって、女性の視点で男の子を教育しているんですね。
オオタスセリ:今は、そうやって専門学校の生徒たちには色んなことを教えてやれますけどね。もっと多くの子どもに童話や童謡を通して実際の社会で生き抜くために必要なことを植えつけていきたいんです。
その瞬間、理解ができなかったとしても大きくなったときに、あ、このことを言ってたんだなって分かるような。
それで、その童話や童謡自体は後世に残るようなものじゃなくていいのです。
今この時代に必要なものを作っていきたいんです。この時代を直視したものが必要なんだと、信じてます。
千景:是非、そういうものを作ってもらいたいと思います。応援しています!
オオタスセリ:今は目の前にある仕事で本当に精一杯ですが、50歳までには、と思っています。学校に直接行っても良いし、本があればもっと多くの人に伝えられますよね。
千景:ライブに子ども連れで来てもらうというのはどうですか?某タレントがやっていました。
私も、少年法を専門にやっていたので、子ども教育には興味があります。
オオタスセリ:少女院で働く友人がいるのですが、そこに来ている子は圧倒的に親に読み聞かせられていない子が多い、と言っていました。

千景:そういうお話を聞くと、やっぱり教育が大事だと、社会や大人の責任を感じます。
最後に、bizMag読者へメッセージをお願いします。
オオタスセリ:『みんな、我慢しすぎ!』もっと喧嘩してぶつかって交渉して大人になってください。
壁にぶつかったときには、自分が認められるために、自分の価値を高めるために何ができるかを考えて欲しいですね。
編集後記
意外な方向に話題が進んでいった楽しい取材でした。根がとても真面目な人だからこそ、自分に対してはもちろん、生徒や子どもに対しても、とても厳しいのですね。
そして批判するだけでなく自ら解決に向かって動こうとする、そんな姿勢がとても素敵で、私も彼女のような行動力と強さを身につけられたらなと思いました。
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2007年1月7日 bizwoman編集責任者:畑瀬千景
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