働く女性を幸せにするメルマガ『bizMag』(vol.10)
2006/12/01
発行者からのメッセージ
お待たせしました!
bizMag第10号のインタビュイーは、前回に引き続き、テレビ朝日プロデューサの田原敦子さんです。
今回は、現在二人のお子さんの子育て中である田原さんに、仕事と子育ての両立の秘訣などをお伺いしました!
Today's bizwoman
『自分に吹く風向きは変えられる』
テレビ朝日 プロデューサー
田原敦子さん
東京都出身。評論家・田原総一朗さんの長女。 現在は、子育てをしながらテレビ朝日で「徹子の部屋」「世界の車窓から」などのプロデューサーを務める。 著書に『転がる石はダイヤモンド 』(第三文明社)。
テレビ朝日『徹子の部屋ホームページ』
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
インタビュー
千景:田原さんには二人のお子様がいらっしゃいますよね。
お仕事がお忙しい中で、妊娠、出産、子育てを両立させていくのは本当に大変なことなのではないかと思います。
どのように乗り越えたのか、お話をお伺いできますか?
田原:私は、41歳で子どもを産みました。双子の男の子です。プロデューサの女性では子どもを産んだという前例が無い中での出産でしたね。
やはり、プロデューサという職業上、信頼関係が大事ですし、自分が休みの間の代役が立てられないので、お休みをできるだけ取らない方法を考えましたよ。
千景:責任あるお立場ですので、やはり仕事のことも考えなければいけないですよね。具体的には、どのように両立させたのですか?
田原:私の場合、母がすでに他界していて親に頼ることができませんでした。
ですから、妊娠が分かった時点で、保育園やベビーシッターを探し回りました。
千景:お腹に赤ちゃんがいる状態で、動き回るのは相当大変だったのではないですか?
田原:そうですね。でも私自身は楽しんでいるところもありました
結局、60社くらい回ったでしょうか。先方に「取材か何かですか?」と尋ねられたくらいです(笑)。
そうして、安くて安全で便利なところを探した結果、保母さんや園長先生のOB・OGで40代〜70代の方が集まるベビーシッターのNPO法人を見つけました。
千景:60社ですか!それは確かに取材並ですね・・・。
たくさんの団体があるものの、実際条件にぴったりの預け先を見つけるのには一苦労なのですね。
田原:そうですね。
それから、出産してから三日目には病院から携帯とメールで仕事をしていました。
千景:今は会社にいなくても何とか仕事をすることができますからね。
妊娠中から出産後のことを先手先手で考え、色々な方法を駆使して対応されたのですね。
現在は、どのようにお仕事と子育てを両立しているのですか?
田原:今は保育園とベビーシッターさんを組み合わせで利用させて頂いています。
保育園は10時まで預かってくれるところで、ベビーシッターさんは5名体制で子どもの面倒をみてくれています。
保育園とベビーシッターさんの連携もうまくやって頂いています。
あらかじめ保育園の先生に我が家の事情を理解して頂いておいて、病気など急な対応が必要な時はベビーシッターさんに子どもを迎えに行ってもらうことを了承してもらっています。
それから、職場の雰囲気も大きいですね。幸い、『徹子の部屋』は女性スタッフが多いですから、子育てに対する理解はありますね。
千景:それはとてもいいですね。よく、子育て中は周囲に気を使いすぎてしまうことで疲弊してしまうという女性の意見を聞きます。
田原:そうですね。職場の理解があるというのは幸せです。
ですが、まずは、日ごろから自分から心を開いていないとだめだと思います。
プライベートなところの話もできるような関係を作っておくことが大事かなと。
かといって、むやみに子どもの話をしたり、ましてや子どもの写真を飾ったりなんかはしませんね。
結婚や妊娠などは非常にデリケートな部分ですからね。
千景:職場で親密な関係を構築しながらも、そういった部分の心遣いは忘れてはいけませんね。
田原:そう思います。というのも、実は私はずっと子どもが欲しかったのですが授からず、治療をしていたんです。
今回は何度も繰り返した体外受精によってやっと授かった子なんですよ。
千景:そうだったのですね。本当におめでとうございます。
旦那様も本当に嬉しかった事と思います。
今では、どのように旦那様から協力を得られているのですか?
田原:主人も同じ業界で働いていてすごく忙しいんですが、うまく家庭に協力してもらうように、妊娠以前から夫婦の関係を築いてきました。
今では、家事も本当によく手伝ってくれて、ゴミの分別とか、二人の子どもが保育園に持っていく大量のハンカチや着替えの準備など、進んでやってくれています。
千景:素晴らしいですね!どうしてそんなに協力的になれるのでしょう。
田原:それは、私も最近分かってきたような気がするのですが、頼る側が『感謝の気持ちを忘れないこと』ですね。
主人にしてもベビーシッターさんにしても保育園の先生にしても、『やってもらって当然』という気持ちではうまくやっていけないです。
『ありがたい』という気持ちで接していれば相手とうまくコミュニケーションできると思います。
そうそう、2匹の犬の世話も主人がしてくれていますよ。
千景:田原さん、さすがです!犬も飼っていらっしゃるのですね。
他に、リフレッシュや趣味としてやっていることは何かありますか?
田原:早朝英語と仏語、それからシャンソンもやっていて、夏にデビューもしました。
千景:すごい!今度是非聞きに行きたいです。ご自分自身のプライベートも充実していらっしゃるのですね。本当に尊敬します。
最後に、bizMag読者である、働く女性に田原さんから一言メッセージをお願いします。
田原:『自分に吹く風は、自分次第で北風から南風になったりするもの。風向きを変えるように、一緒に頑張りましょう。』
千景:田原さんらしいお言葉ですね。
他力本願ではなく、自分の居心地のよい環境は自分で作っていく気持ちが大切、ということでしょうか。
私も頑張りたいと思います。今日は本当にありがとうございました。
編集後記
衝撃的なお話で、途中何度も感極まってしまいそうになりました。それでも淡々と、時に笑いを交えてお話をしてくださる田原さんに、困難を乗り越えた意志の強さを感じました。
ブログでも書きましたが、取材中にちょうどお帰りの黒柳徹子さんに遭遇しました。しばし談笑をする黒柳さんと田原さんを目の前で拝見し、お二人の信頼関係を感じる事ができました。
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2006年12月01日 bizwoman編集責任者:畑瀬千景
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